7月に小学校で行われた「平和コンサート」の感想です。
真剣な気持ちで曲の世界に入り込んで聴いていたことがわかります。
「平和コンサートの意義」を改めて感じさせられています。
ほんの一部を掲載させていただきます。
ちなみに私たち「夢見る仲間たち」は
「一人ひとりが大切にされるいい社会、平和な世界」を実現したいと
夢見て活動しています。

高い声を9人で合わせていたので、戦争中のみんなの悲鳴にような感じがして、鉄砲や爆弾がたくさん当たったんだなと想像しました。(5年生)

「知った」や「花をさがす少女」では、静かな悲しい始まりから、だんだんと激しくなっていき、戦争の激しい攻撃や恐ろしさを連想して、鳥肌がたちました。(6年生)

男の人のこえは太くてオペラみたいな声ですごいびっくりしました。
女の人のこえは高くてひびくすごい音でした。
男の人のこえと女の人のこえがかさなるとすごいうたごえで、
それにピアノをひいている人と。
うたっている声が高くなったとき、やっとせんそうがおわったと思ったら、
音がひくくなったからまだせんそうがおわってなかったのかと思いました。
(2年生)

皆さんに演奏してもらって考えたことは、
戦争をおこしたら、死亡者が増え、大切な人、友達、家族など、
いろんな人が目の前で死ぬ姿を見たくないのに、目の当たりにして、
「自分が死ねばよかった」と言った人のことを想像でき、
私は戦争なんかおこしたくないと、心のそこから思いました。
(5年生)

リーダーでピアノストの人もいい音で、戦争の世界に入らされるような、
きれいな音だったので、世界観を味わわせてくれてとてもありがたいです。
(6年生)

「知った」は変わった音程で少しこわかったけど、とてもきれいな音色で
すごく心に残りました。
「オーマイソルジャー」は、迫力があり、すごく心が高まりました。
「花をさがす少女」はすくいがなかったのですごく重かったです。
(・・中略)平和にくらしているぼくは、戦争を知りけんかをしないどこうと思いました。
(6年生)

人の歌声だけでここまで人の心を動かしたのがとても感動しました。
最後の「月桃の花」を一緒に歌いましたが、6年生全員と、夢見る仲間たちのみなさんのきれいな歌声ですごく合っていて感動しました。
(6年生)

戦争は恐ろしい怖いという思いを持っている人がたくさんいると思いました。
私もその中の一人です。でも夢見る仲間たちさんが歌ってくれた平和の歌は、 1曲1曲のストーリーの主人公となっている人達の複雑な感情やその時の感じ取り方だったり、1曲数分の間にたくさんのことを学びました。
それに夢見る仲間たちさん自身がすごく思いをのせて戦争で亡くなった人達に届けという思いがとても伝わってきました。(6年生)

ピアノと歌がすごくいあっていて、迫力がありました。
声の高さ、大きさ、年もちがう人たちがこんなにもキレイにそろって歌うことが、とてもすごいと思ったし、感動しました。
気持ちをこめることがむずかしそうだと思ったけど、私たちでもできるところまでやってみたいなと思いました。(6年生)

副旋律を歌っている人の声が、楽器を使っているかのような声で、
私もやってみたいなと思いました。そして、男の人の声が目立っている所もあってすごいと思いました。(6年生)

夢見る仲間たちのみなさんの歌声、伴奏を聞いて、
私は強い感動を受けました。戦争の怖さ、平和の尊さ、人々の悲しみの声、
すべてを歌で、音楽で語り継ぐその姿は、本当にかっこよく見えました。
私はこの機会にもう一度、平和について考えてみようと思いました。
いつか「夢に見る」ではなく、一刻も早く現実になることを願います。
(6年生)